岩戸隠れでアマテラスが天岩戸に隠れて世界が暗闇になったとき、神々は大いに困り、天の安河に集まって会議をした。オモイカネの発案により、岩戸の前で様々な儀式を行った。そして、アメノウズメがうつぶせにした桶の上に乗り、背をそり胸乳をあらわにし、裳の紐を股に押したれて、低く腰を落して足を踏みとどろかし、力強くエロティックな動作で踊って、神々は大笑いした。「あなたより尊い神が生まれた」とウズメが言って、沸き起こった哄笑にさそわれて天照大神が覗き見をしようとして戸を少しあけた所、アメノタヂカラオにひっぱり出され、再び世界に光が戻った。
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天孫降臨の際、ニニギが天降ろうとすると、高天原から葦原中国までを照らす神がいた。アマテラスと高木神に、「手弱女だが顔を合わせても気後れしない(面勝つ)からあなたが問いなさい」と言われたアメノウズメが名を問い質すと、その神は国津神のサルタヒコであり、道案内をするために迎えに来たのであった。アメノウズメはアメノコヤネ、フトダマ、タマノオヤ、イシコリドメと共に五伴緒の一人としてニニギに随伴して天降りした。アメノウズメはサルタヒコの名を明かしたことからその名を負って仕えることになり、猿女君の祖神となった。一説にはサルタヒコの妻となったとされる。
アメノウズメは大小の魚を集めて天孫(ニニギ)に仕えるかどうか尋ねた。みな「仕える」と答えた中でナマコだけが何も答えなかったので、アメノウズメはその口を小刀で裂いてしまった。それでナマコの口は裂けているのである。